自由な暮らし

御 言 葉

 わたしの命じることを行うならば、あなたがたはわたしの友である。

     ヨハネによる福音書 15:13


 神様がアダムとエバをお造りになったとき、自由をお与えになりました。神様の呼びかけに自由に自分の判断と意志で応え、神様との愛の交わりに入ってほしかったのです。ですから、エデンの園の中央に立つ樹から実を食べてはいけないとおっしゃった時も、柵を設けたりはしませんでした。人間が自由に選択をしてほしかったのです。しかし、人間は選択を誤りました。神様の言葉を守らず、一時は良いことをしたように思っていましたが、気が付けばそこには惨めな裸の自分があるだけでした。

 当初から背きがちなものを持っている人間のために、神様は御子イエス様を私たちの間に遣わしてくださいました。真実でない不確かなものを持っている私たちですが、この方に結びついている限り、私たちは神様の呼びかけに真実に応えられます。神様との愛の交わりの中に確かに入ることが出来ます。その中にいてこそ、私たちは常に愛してくださる方がいるという確信の下に、まさに大胆に自由に行動できるのです。既にこの世に勝利しておられるイエス様のように。

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