心を一つにして祈る

御 言 葉

 イエスは、これを聞いて会堂長に言われた。「恐れることはない。ただ信じなさい。そうすれば、娘は救われる。」

      ルカによる福音書 8:50


 キリスト教は、倫理道徳でも哲学でもない、宗教です。宗教とは、人間をはるかに超えた存在があると信じ、信じて希望を持って歩んでいたら、人間には不可能と思われるようなことでも実現すると教えているもののことです。キリスト者もキリスト教という宗教を信じて歩んでいる者たちです。私たちも、現代においては奇妙に思う人たちもいることでしょうが、不思議なことが起こると信じているのです。

  もちろんキリスト者は、これこれのことをしましたので、それにふさわしいものを与えてくださいと、人間をはるかに超えた方、神様と取引をしたりはしません。神様の前でひたすら低くなり、すなわち、自分が、自分がと思う気持ちを抑えて、人間より上におられる方の支えを信じ、導きを信じてそちらの方に歩むと、当初の自分の思いとはずいぶん離れた所に来てしまっていると思うこともありますが、実はこの歩みこそ自分に最もふさわしいものであったと思わされ、途中いろいろ辛いこともあったけれど、いえ今もあるけれど、心の底に常に平安があり、生きる喜びがあると知らされるのです。まさに、不思議です。

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